木工用シリーズ施工要領

 

 

1. 下地処理

 

 ・ 油分、ヤニ、手垢、ゴミ、カビ等の汚れはキレイに除去してください。
 ・ 木材は充分(含水率20%以下)に乾燥させます。(表面に水分が残っていると吸い込みムラが出来ます)

 ・ 木材表面に毛羽立ちがあるときは、#180~420のサンドペーパーで軽く研磨し平滑にします。

 ・ 研磨で詰まった道管内の木粉はミクロファイバー等でキレイに除去します。

  木粉が残っているとキレイに仕上がりません。

 

2. 上塗りのみの単一塗料による仕上げの場合

 

 ① 塗料の塗り込み
 ・ 一度に広い面積を塗装せずに、部分的(ブロックごと)に拭き取り工程まで仕上げながら均一に塗り広げます。

 ・ 1回塗り→乾燥→2回塗りのような塗り重ねをせずに、塗料が指触乾燥するまでに

  ウエットオンウエットで塗料を木に吸い込ませて仕上げます。

 ・ ニスバケ等で均一にたっぷりと含浸塗装します。

  均一な濡れ色になるように吸い込みがある間はどんどん塗り込んでください。

 ・ 塗り込んでいくと徐々に吸い込みの速度が遅くなります。

  その段階では少し時間(2~5分)をおくと吸い込んで液浮きがなくなるので、さらに塗り込んでいきます。

 ・ 吸い込む所と吸い込まない所が出来てきたら、吸い込む所を集中して塗り込みます。 

 ・ 全体的に液浮き状態になったら塗り込みを終了し、すぐに拭き取り仕上げ作業に移ります。

 ② 拭き取り仕上げ 

 ・ 柔らかいキレイな布で浮いた液を拭き取りながら軽く磨き上げます。

  拭き取りは表面が指触乾燥する前に行ってください。指触乾燥してしまうと拭き取り仕上げが出来ません。

  (乾燥して拭き取れない場合は、専用シンナーまたはラッカーシンナーで乾燥塗膜を拭き取ってから塗り直します)

 ・ 吸い込みの度合いは木質により異なります。

  また、木の部分によっても吸い込みが異なりますので拭き取りのタイミングに注意してください。

 ・ 表面の仕上げは、木肌を生かす程度により拭き取る強弱を調整してください。

  撥水性と防汚性をより強く出したい場合は、軽く(少しテカリツヤがある程度に)均一に拭き取ります。

  木肌を強調したい場合は、少し強めに拭き取ります。

 ・ 表面の仕上がり状態により、ツヤ、撥水性、防汚性が微妙に異なりますので、好みに合わせて調整してください。
 ・ 夏季は乾燥が早いので拭き取りのタイミングに注意して、早めに(指触乾燥するまでに)拭き取りしてください。

 

3. 輪ジミやアクによる変色を防止したい場合

 

 ① 「G-7400」の塗り込み
 ・ 木質の吸い込み度合いに合わせて充分に浸透させます。木の中に浸透しなくなったら、浮いた塗料が表面に

  残らないようにハケで均一にならしてください。

 ② 上塗り塗料の塗り込み
 ・ 2.①と同様に仕上げます。
 ③ 上塗り塗料の拭き取り
 ・ 2.②と同様に柔らかいキレイな布で、浮いた液を軽く均一に拭き取ります。

 

4. 下塗りと上塗りの複数塗料による仕上げの場合

 

 ① 下塗り塗料の塗り込み
 ・ 一度に広い面積を塗装せずに、部分的に拭き取り工程まで仕上げながら均一に塗り広げます。

 ・ 1回塗り→乾燥→2回塗りのような塗り重ねをせずに、塗料が指触乾燥するまでに

  ウエットオンウエットで塗料を木に吸い込ませて仕上げます。

 ・ ニスバケ等で均一に下塗り塗料の所定の塗布量を含浸塗装します。

 ・ 部分的に液浮きがある場合は、キレイな布で液を拭き取ります。

 ② 上塗り塗料の塗り込み
 ・ 下塗り塗料が指触乾燥したら①と同様に含浸塗布します。
 ③ 拭き取り仕上げ

 ・ 柔らかいキレイな布で浮いた液を拭き取りながら軽く磨き上げます。

  拭き取りは表面が指触乾燥する前に行ってください。指触乾燥してしまうと拭き取り仕上げが出来ません。

  (乾燥して拭き取れない場合は、専用シンナーまたはラッカーシンナーで乾燥塗膜を拭き取ってから塗り直します)

 ・ 吸い込みの度合いは木質により異なります。

  また、木の部分によっても吸い込みが異なりますので拭き取りのタイミングに注意してください。

 ・ 表面の仕上げは、木肌を生かす程度により拭き取る強弱を調整してください。

  撥水性と防汚性をより強く出したい場合は、軽く(少しテカリツヤがある程度に)均一に拭き取ります。

  木肌を強調したい場合は、少し強めに拭き取ります。

 ・ 表面の仕上がり状態により、ツヤ、撥水性、防汚性が微妙に異なりますので、好みに合わせて調整してください。
 ・ 夏季は乾燥が早いので拭き取りのタイミングに注意して、早めに(指触乾燥するまでに)拭き取りしてください。

 

5. 養  生

 

 ・ 風通しの良い所で乾燥させてください。

 ・ 約24時間で半硬化乾燥します。

  半硬化乾燥後、毛羽立がある場合は、#240~400前後のサンドペーパーで軽く研磨して平滑にします。

  研磨した木粉はミクロファイバー等で充分に取り除いてください。

 ・ 毛羽取りした場合は、同様の方法で塗装し、同様の方法で拭き取って最終仕上げをしてください。

 ・ 7日ほどで硬化乾燥し防汚撥水性能が発現します。硬度がUPし、最終強度に乾燥するまで約20日かかります。

 ・ エコアルファコートは空気中の水分と反応して硬化しますが、気温にも影響を受けます。

  従って夏季は上記乾燥時間の約1/2で乾燥し、冬季は上記乾燥時間の約2倍の時間がかかります。

 ・ 乾燥時間を充分考慮の上、養生期間を決めてください。

 

6. 注意事項

 

 ・ 天然無垢木材用ですので、ニス塗装された木部には充分な効果が得られません。
 ・ 木材の種類により仕上がりの状態が異なりますので、予め同材での試し塗りをして仕上がりを確認してください。

 ・ 乾燥後に光沢が出過ぎた場合は、#500~1000のサンドペーパーで研磨して木肌の状態に戻してから、

  「2」の作業を繰り返してください。

 ・ 用具の手入れはラッカーシンナーをご使用ください。
 ・ 残った液を捨てる時は、紙やウエスなどに染み込ませ、乾燥させてから廃棄してください。

 

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