製品カタログ
NETIS登録製品 SK-220006-A

登録詳細情報はこちらをクリックしてください。(外部リンク:NETISサイト)からご覧いただけます。


セレクトコートN300(さびチェンジ®)

さびの上から直接塗れるため、作業負担を大幅に削減!水性で取り扱いも簡単

製品概要
セレクトコートN300(さびチェンジ®)は、有機則非該当の水性強力錆転換剤です。
進行する赤さび(不安定な状態)に直接塗装することで、赤さびを安定した黒さびへ化学的に転換し、緻密な被膜により腐食の進行を抑制します。
用 途
さびた鉄部全般に適用可能な防錆補修用途として、以下の設備・構造物に対応します。

・鉄骨構造物(建築鉄骨、架台、支持構造物 など)
・各種プラント設備(タンク、配管、機器架台 など)
・インフラ関連設備(鉄塔、立体駐車場、フェンス、外構鋼製品 など)
・物流・保管設備(鋼製ラック、コンテナ、搬送設備 など)
・産業機械・農業機械
・鋼製建材(シャッター、扉、手すり など)
(※)車両部材やコンクリート内鋼材(鉄筋)などの防食補修にも適用可能
用途
特 長
・ さびを黒色被膜に転換し、全面さび除去を不要とする新防錆工法
(※)浮いたさびのみ除去
・ 国土交通省による実証試験および性能評価を受けた防食技術
・ 新架橋技術により、鉄面および亜鉛メッキ鋼、アルミなどの非鉄金属に適用可能
・ 応急措置から本格的な防錆対策まで対応可能な設計
・ 水性1液型で取り扱いが簡単かつ安全
補修で最も重要なのは「下地調整」
一般的に、防食塗装において最も重要なのは下地調整であり、塗料の種類や塗り回数以上に塗膜寿命へ影響するとされています(約49.5%)。
本来は電動工具による完全除錆(1種・2種ケレン)が理想ですが、現場条件によっては対応が困難なケースも多くあります。
下地調整

1種ケレン

ブラスト処理により鋼材表面の錆や旧塗膜を完全に除去し、素地を露出させる方法です。 最も防食性能に優れた下地状態を確保できますが、大掛かりな設備や施工環境が必要となります。

2種ケレン

電動工具を用いて錆や劣化塗膜を除去する方法です。 現場対応性に優れ、多くの補修現場で採用される現実的な下地調整方法です。

現場条件により、十分な下地調整が困難なケースが多くあります

住宅街

Residential Area

騒音と粉塵の配慮

火気厳禁の場所

No Open Flame

火花の飛散

形状が複雑

Complex Shape

電動工具が使用できない

高所や狭隘部

Confined Space

電動工具が使用できない

従来の下地調整では対応が難しいケースも多く、現場に適した新たなアプローチが求められています。

だからこそ、 “除去する”から“活かす” へ
錆転換という考え方

錆転換塗料は、赤さび(Fe₂O₃)を安定した黒さび(Fe₃O₄)へ変化させることで腐食の進行を抑制する技術です。
セレクトコートN300は、完全な除錆が困難な環境においても、赤さびへ直接塗装することで防食機能を発揮します。

下地調整は、ワイヤーブラシ等の手工具による浮き錆除去で対応可能

錆転換
「黒さび+付着性」が性能の鍵
黒さび化だけでは防食は成立せず、素地との高い付着性が不可欠です。
密着性が不足すると、水分侵入によるすきま腐食や剥離の原因となります(例:ミルスケール)。

(付着性試験)
規 格:JIS K 5600-5-7(橋梁塗装評価基準に準拠)
方 法:一般財団法人 日本塗料検査協会 にて実施

結 果:
鉄部・塗膜部に加え、付着が難しいとされる亜鉛めっき鋼板およびアルミに対しても、2.0MPa以上の付着強度を確認。
本結果は、橋梁分野における評価基準においても高い水準に相当します。
付着性
国土交通省 実証試験
セレクトコートN300は、国土交通省が実施するテーマ設定型実証試験(技術テーマNo.44)において評価されています。

本試験は、現場ニーズに基づき選定された技術を対象に、第三者機関(実施機関:一般財団法人 日本土木研究センター)により実施される、透明性の高い評価制度です。 試験では、複合サイクル試験(サイクルD)により、屋外暴露約15年相当の腐食環境を再現しています。

さらに、残存さび厚約90μmおよび付着塩分量360~660mg/㎡という厳しい条件下において評価が行われました。
その結果、さび・膨れ・剥離の発生は認められませんでした。

本結果は、さびを残した状態での塗装という厳しい条件下においても、安定した防食性能を発揮できることを示しています。
付着性

NETISサイト にて公表されております。

技術比較資料は こちら

NETIS登録技術
セレクトコートN300は、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された技術です。

NETISは、民間企業の優れた新技術の活用を促進することを目的とした制度であり、公共工事において積極的な活用が推奨されています。

活用実績に応じた評価(工事成績評定への反映等)が行われる仕組みもあり、品質向上とともに施工者側のメリットにもつながります。
NETIS 登録詳細はこちら(NETIS)
各自治体の新技術・新工法制度への選定・登録実績
本工法は、第三者的立場にある各自治体等の新技術・新工法制度において、一定の技術評価を受け、以下のとおり登録・選定されています。

令和6年02月28日 中国四国農政局「新技術・新工法一覧表」登録
令和6年03月08日 福岡県「新技術・新工法活用制度」登録
令和6年03月15日 九州農政局「令和5年度新技術・新工法」登録
令和6年04月01日 茨城県「新技術情報提供データベースシステム(IT'S)」登録
令和6年07月23日 宮崎県「新技術等活用促進制度」登録
令和6年09月25日 静岡県「新技術・新工法情報データベース」登録
令和6年11月05日 東京都港湾局「新材料・新工法」選定
令和7年08月06日 東京都建設局「新技術」選定
令和8年01月15日 令和7年度「インフラメンテナンス実践フォーラム」レポート(土木学会インフラメンテナンス総合委員会)登載

新技術
TOPICS
【土木学会シンポジウム発表】黒錆転換技術の実践レポートがJ-STAGEに掲載

本レポートは、土木学会主催シンポジウムにおいて発表した実践事例をまとめたものです。点検・補修・新技術導入における具体的な取り組みや適用事例を整理しており、インフラ維持管理に携わる技術者の皆様にとって、工法選定や技術検討の参考資料としてご活用いただけます。

記事の詳細は こちら をご覧ください。
レポート
用途別ソリューション
N300の適用分野ごとの活用ポイントを、用途別にご紹介しています。
各用途の概要は以下よりご確認ください。

種 類
水性シリコンアクリル樹脂
荷 姿
1kg、16kg

塗装動画(YouTube)




セレクトコートE350(パワフルガード)

鉛・クロムフリー。人と環境に配慮した、弱溶剤型エポキシ下塗り塗料です。


セレクトコートE350(パワフルガード)とは
E350(パワフルガード)は、セレクトコートN300(さびチェンジ)で安定化した錆面の上に施工することで、防錆層を強化する弱溶剤型エポキシ下塗り塗料です。

N300が赤さびを安定化し、E350がその上に緻密で強靭な防錆層を形成することで、応急的な補修から長期防食を目的とした重防食仕様まで対応できます。
E350

特 長
・N300との相乗効果により、防錆力をさらに強化
・各種上塗りと組み合わせやすく、塗装仕様を組みやすい
・速乾性があり、塗りやすい
・ケレンが十分にできない環境でも、防食仕様を構成しやすい
E350
塩水噴霧試験
JIS K 5600-7-1に基づく連続塩水噴霧試験において、さび鋼板を用いた試験片で5000時間後も、 さび・剥がれ・膨れは認められませんでした。

橋梁、船舶、プラント、鉄骨など、厳しい腐食環境下での防食下塗りとして期待できます。
塩水噴霧試験

鉄筋防錆剤の性能照査項目に適合
東日本・中日本・西日本高速道路株式会社「構造物施工管理要領(令和2年7月)Ⅲ保全編3-3 断面修復 3-3-3 鉄筋防錆剤の性能照査」に基づく試験で適合しています。

このため、鋼構造物に加え、RC構造物補修時の鉄筋防錆用途においても、仕様検討時の参考材料となります。
コンクリート
TOPICS
「塗装技術」に「セレクトコートさび鉄構造物リニューアル工法の開発」が掲載
記事の詳細は こちら をご覧ください。
レポート
種 類
弱溶剤型エポキシ樹脂塗料
色 名
ライトグレー
荷 姿
3.9kgセット、15kgセット

塗装動画(YouTube)